あれがデネブ、アルタイル、ベガ

夢が現実を浸食する系の背景に変えてみたヨー。せっかくなので更新します。
土曜日は佐賀の宇宙博物館へ行ってきました。土曜の夜は天体観測会をやっているからです。

宇宙でも書けるボールペンを買ったり、プラネタリウムを見たりした。地元の学生さん達の夏休みの自由研究が展示されていたんだけど、すごかったです。昆虫採集も遊びじゃない感じ。女子中学生3人組が豚の頭を解体して骨を取り出す自由研究が気になりました。友達になりたい。

↑ツバメの研究の表紙。かわいい。
夕方に一度博物館を出てから、夜になって再度訪れました。

夜の博物館!天文台の場所以外は暗く、それだけでワクワクしましたワイ。望遠鏡で木星白鳥座の頭の★などを見せてもらいました。木星はとても大きいので近づくと引っ張られて危険ということが分かった。夏の大三角は大きすぎる上に、どの星でも3つ集まれば三角形やん…という思いを断ち切ることができなかったけど、白鳥座が分かればなんとなく三角形を把握できるようにはなりました。天の川も見れた。
その後、武雄温泉へ行き、そのへんの道の駅で車中泊した。小さい音でラジオをつけた。遠くからは電車の音が聞こえました。朝早く起きて、そのへんの山に車で登り、展望台みたいなとこで朝ごはん食べようとしたらベンチにびっしり毛虫がついていて、ひどい罠だった。適当にうろうろして、日に当たってぐんにゃりして帰りました。おわり。

fushigi

8月下旬、友達がわたしの家に遊びにきて、二人でアイス食べたりネット見たりしてだらだら過ごしたときに、その友達から「那珂川00っていう超あやしげな博物館がある」という情報をもらいましたので、行ってきました。

入り口のとこにある案内板。ふしぎ…
足を踏み入れるのを躊躇われる階段を上がり、建物の中に入るとこんな感じでした。

不思議なものがたくさんある。

↑これは何をしてるかというとゲームをしているのです!デスクリムゾンっていうゲームです。

このでっかい物体↑がコントローラーで、奥のほうにあるテレビでゲームするんだけど、全然できんかった。すげー死にました。無料なので遠慮なく死にまくれます。

2階にも登れます。1階にはでかいクマムシがいます。

↑これはテーブル。


奥の喫茶コーナーでは、飲食ができます。これじゃあ何を食べさせられてるかわからんだろうけど、上の写真は紅茶で、下はプリンアラモード的なものです。特製カップでお茶を飲むことができます。プリンもおいしかった。プリンの手前にある不気味な茶色い物体はクマムシアイスクリーム(チョコでコーティングされてるバニラアイス。虫は入ってないです)
不思議子ちゃんっていうメイドさんが接客してくれます。なので、喫茶コーナーはメイド喫茶です。おやつをいただきながら、館長さんに作品の説明をしてもらったり、面白い本(館長さんの愛読書など)を見せてもらったりしました。

↑不思議子ちゃんの衣装を着たマネキン。不思議子ちゃんとお写真を撮らせてもらいたかったけど、そのためにはポイントカードでポイントを貯めないといけないのです。不思議子ちゃんは乞食のメイドさんで、お金にがめついという設定らしいです。なら仕方ない…。不思議子ちゃんに「腰にぶらさげたお財布には何が入ってるんですか?」って聞いたら「蝉の抜け殻でも入ってるんじゃないですか」と疑問形で言われた。kawaii。カウンター席では他のお客さんとお話もできて楽しかったです。常連さんも多いみたい。

↑博物館の外のお庭も見学できます。
なんかよくわからんかったけど、やたら楽しい場所でした。また行きたい。さっきサイトみたら連休中は無料上映会やってたみたい。今日行けばよかった。サンシャイン牧場の経営に熱中しすぎて、他人の畑も管理しまくって、夜になってしまった。チェッ。

プーチン増殖夢

帰宅したら部屋の中のいろんなものが齧られ削られていて、泥棒!と思ったらプーチンの家族が大量に繁殖しており、しのびない思いで小さい家族をとっつかまえ箱に詰めたが、間違ってプーチンも箱に入れてないか不安に思う。そして、小さいネズミがたくさん詰まった箱をどうするか思案する夢を見ました。
↓枝豆ランドで右往左往するプーチンさん。動画長いので、好きな分だけ見るといいです。別に途中で面白いことをするわけでなし、このネズミ。枝豆はプランターで5個育ててるけど、プーチンプランターのが一番よく育ってる。小さい足で大地を踏みしめたら植物がよく育つ系の呪術は、背中の陰陽模様の影響。

麻雀って楽しいよね!(タコ殴り)

今日は九大に行って、エレベーターのボタンを押したり研究員の机を観察したり(エバンゲリオンのグッズがいっぱい置いてありました)うろうろしたりしてきました。大学はがむしゃらに広くて、やたら白いので目がぐるぐるした。
帰りがけ、大きな石で作られたオブジェの横を通っていたら、なにやら妙な音がするのです。なんだろうと思って石に近づいてみると、どうやらそれは低い声でしゃべる、男のひとの声…。周りを見渡しても誰もおらず、でも声はずっと石の間からぼそぼそと聞こえてくる。人がいるとしたら石と石の間に隠れてるっていうか、お盆休みにカンカン照りの大学敷地内で石と石の間に隠れ、ひとりでぼそぼそ呟く男って怪談以外の何物でもない。恐怖のあまりその場で固まってしまった。そして「お、おかあさーん!」と母を呼び、声を聞かせると今度は母と二人でアワワとなり、「お、おとうさーん!」と父を呼んだ。そしたら父は「この石はラジオの電波を受信する石だ」と言い出した。いくらわたしでもそんなん騙されんばい!これはどう考えても呪いの声!と家族でギャーギャー騒いでいたけど、よく見たら近くに説明文があって、もっとよく見たら草むらの中に機械が設置してあった。
キャンパスと周辺地域:石のアート QIAO チャオ 九州大学新キャンパス
↑これだった。音響アートってステキですにゃー。九大生のひとたちはここで肝試ししているのではないだろうか。わたしは全身鳥肌、失禁寸前、東南西北ワーイワーイだった。

マーシュの三賢人

金曜日、夜に油山に行ったらイノシシが二頭いた。タクシーの運転手さんからお菓子もらってた。最初はこわごわ遠くから見てたけど、みんなわりと近寄ってるからわたしも近くで見てみた。街灯の下で顔はよく見えなかったけど、山の中はこういう生き物もわたしの知らないところで生活してるから、山はわたしの縄張りじゃないのだな…と思った。
土曜日は美容室へ行き、夜は焼き肉をおごってもらい、その後レイトショーでサマーウォーズを見に行った。映画始まるまで時間があったので、公園で遊んで、猫をなでまわし、ファミレスで飲み物を飲み、ヤングっぽい夏の夜を過ごした。映画はおばあさんが爆風で木っ端みじんになってないかが一番の懸念事項でした。数学が得意なひとはこれくらいの大事件が起きないと主人公になれないのだから、たぶん数学よりもっと別のことに熱中したほうがよいのだろう。
日曜日、カレッシーのアイホーンが届いたので一緒に受け取りに行って、そのあと川に遊びにいった。自分の電話をいろいろ触ってたら二回も間違い電話をしてしまったけど、それは全部アイホーンのせいだと言い張った。ごめーん。川では子供達が唇を紫にしてガチガチ震えながら遊んでました。川の水は冷たい。命を脅かすほどに。

ぼー。
しばらく遊んでから、車で移動していると湿地・marshlandという看板が出ていたので、すごく気になってマーシュマーシュ言いながら行ってみました。



湿地はすごく静かで、ベンチには三賢人っぽいおじさん三人が座っていた。板の通路をてきとうに歩いて、漫然と草が生えている藻が生えているという話をして、元の場所に戻ってきたら、その三賢人からマーシュランドのパンフレットを渡された。三賢人はマーシュの案内をしているようだった。わたしたちがボーと歩いていたのを見かねて、いろんな藻や食虫植物やトンボを紹介してくれました。わたしがひとくくりに草だと思っていたのが、全てちゃんと名前のある植物だったので、おかあさんのシャツの柄が水玉かと思ってたけどよく見たらエビの模様だったときのような気持ちになっていた。ありがとう、三賢人。わたしは草が激しく生えているようなところを歩きたがるので、そういうところはマムシのマムタンが出るからやめたほうがいいと忠告してくれた。イノシシがマムタンを食べるという話を聞いた。小さい虫の羽音と水が流れる音を聞いていると、膝の骨がねじ回しできれいに解体されるような感覚に陥ってしまい、濁った目で蛍光灯みたいな真っ白い花を見ていた。