二度目の死

ダゲレオタイピスト―銀板写真師

ダゲレオタイピスト―銀板写真師

ダゲレオタイピストのサイン本が届きました。わ〜い。今回のお話は死んだ人の銀板写真の話で、題材からしてゴスいのかな〜と思っていたけど、ゴスとかそういうの通り越してやっぱりすごかったです。まるで夢みたいや…。表紙もピカピカでカッコE。本編を読んだ後に見るとこのピカピカが本当に魂をうつしてるみたいに思えてくる!postmortem photgraph見てみたくてネットで探してみたら、なんか本当に悲しいやら怖いやら寂しいやらだけど、嫌ではなく不思議な感じだった。それはたぶん写真を残したいひとの気持ちが分かるからだろうと思う。でも銀板写真に写ることも、写すこともない。わたしも銀の湖に沈みたい。編み物のマンガも面白いです。間違えたところからわるいやつがやってくるから、目数間違いはこわいし危険!
鳩山郁子さんて本当にすごい漫画家だと思う。ストーリーも絵も緻密で、こんな漫画読んだことない。このダゲレオタイピストも、二人の少年と写真師の人間関係、愛とか憎とか感情が迫力ありすぎ濃厚すぎ!普段本読んでても作者のことってあんまし気にならないけど、いったいこんな漫画を描くひとってどういうひとなの〜!っていつも思う。インタブーとかあったら読んでみたい。